MAINTENANCEメンテナンス

木のモノ、取り扱いについて

  • 最初は油が木に馴染んでいないので、こまめな油分補給をオススメします。
    時間をかけて木の細部に浸透して、ツヤ・耐久性が増してきます。
  • ぬるま湯で優しく洗ってください。
    洗剤を使いすぎると必要な油分まで流れてしまうので、
    その分オイルメンテナンスしてください。
  • 洗った後は早めに水気を切り、完全に乾かし、
    風通しのいい場所にしまってください。
  • 使用前に油を薄く塗ると、シミや匂いが付きにくくなります。
  • 電子レンジ、食器乾燥機は使用できません。
  • 長時間水に浸しておくと反りや割れの原因になります。
  • 油分を含んだお料理などを盛り、たくさん使うことが自然とお手入れになります。

おていれ

手が乾燥するとクリームを塗るように、木の道具も乾燥したら油分が必要になってきます。
乾燥がすすむとヒビや割れの原因になることもありますので、定期的に油分を補給してあげましょう。
・細かいヤスリ(180〜240番)で毛羽立ちを整え、布などに含んだ油を刷り込むようにして塗ります。
30分ほど染み込ませたあと、余分な油分を拭き取り日陰で一日乾かします。

子どもがかじった跡も思い出に。

欠けを痛くない程度に整えれば、そのまま楽しむこともできますが、キレイに削り直すこともできます。
ご希望の方はご案内いたしますので、contactよりお問い合わせください。
削り直して、どんどん短くなれば、最後はマドラーに。
木のモノは長く使うことで経年変化を楽しむことができます。
色が濃くなったりツヤが出たり、手をかけてあげることで、自分好みに育っていく楽しみがあります。
どんな表情になってもきっと大事な一つになっていると思います。

鉄媒染のモノ

鉄分を含ませた酢で染めています。木に含まれるタンニンと結合して化学変化手前黒く染まります。(昔から使われる技法です。自然の力で染めるので身体に害はありません)
使い込んでいくと、薄くなる箇所がありますが、経年変化として楽しんでいただけると幸いです。